ネイティブは使わない「I’m fine thank you, and you?」、学校で習った意味とは違う?

ネイティブは使わない「I’m fine thank you, and you?」、学校で習った意味とは違う?

突然ですが、学校でこんな文章を暗記させられませんでしたか?

「Hello, how are you?」
「I’m fine thank you, and you?」

日本人なら、きっとみんなが強くうなずく例文ですよね。「How are you?」と聞かれたら、もはや反射的に「I’m fine thank you…」と出てしまうくらい・・・。

でも実はこの例文にはおかしなところが・・・。

使ってるのは日本人だけ?

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最初の質問はOK!これは友達同士でも、目上の方にでも使える便利な挨拶です。問題はこの答え方

おそらく「I’m fine=元気」と教えられてきた方がほとんどではないでしょうか。日本ではこれが決まり文句みたいになっていますが、海外ではほとんど使われていません

元気と言いたいときには、シンプルに「I’m good」もしくは「Good」でいいんです。

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I’m fineの意味合いとしては、どちらかと言えば「平気だよ」がしっくりきます。

「I’m fine」を使うなら・・・

転んでしまったとき・・・

A: Hey, are you okay? (大丈夫??)
B: yeh, I’m fine. (うん、平気だよ)

友達が泣いていた時・・・

A: Why are you crying? What happened? (なんで泣いてるの?何かあったの??)
B: I’m fine, just my eyes are itchy. (大丈夫、ただ目がかゆいだけ)

「元気だよ」の意味ではなく、「平気」「大丈夫」といったときには頻繁に使います!余談ですが、「彼女に振られちゃったよ」なんて友達がいたときにももちろん使えますよ(笑)

A: My girlfriend broke up with me yesterday… (昨日彼女に振られたんだ…)
B: Oh I’m so sorry, but you’ll be fine. (あらら、でも大丈夫だよ、きっと立ち直るよ!)

>>>学校では教えてくれない英語はこちらで♪

なんでもシンプルに!

実際ネイティブは使う英語は、シンプル!
英語の会話の80%は3語以下の短いフレーズのやり取りで成り立っているといわれています。

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長い文章を作らければいけないと思うとどうしても考え込んでしまい、英語がでてきません。大事なことは「シンプルで短く、簡単に」!

そしてそれを的確な場所で使えるようになれば、もうネイティブの友達ができちゃいます♪

そこで今回はネイティブが頻繁に使う、しかも英語がダメな人でも楽勝で覚えられる短い英語フレーズを厳選してみました!

会話を始めるフレーズ

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まず人に会ったら、挨拶から♪多くの場合以下のフレーズから始まることが多いです。

1: How are you? (元気ですか/調子はどうですか?)
→ いつでもどこでも使える便利な挨拶!かしこまった場面でも使えます。
2: How are you doing? (元気/その後どうですか?)
→ 元気ですかの意味合いともう一つ、その後はどう?と経過を聞く場合とあります。例えば歯医者に行って、「あれから痛みはありますか?」と聞くときなんかにも使われます。
※答え方はI’m goodではなく、I’m doing goodになります。
3: How’s it going? (元気/調子どう?)
→ 友達同士や通りすがりの人にも使えますが、目上の人にはあまり使わない方が無難です。
※あなたの調子はどう?ではなく、人生/生活はどう?いろいろとうまくいってる?と聞かれているので、答え方はI~ではなくIt’s~、例えばIt’s going pretty good! (いい感じだよ!)
4: What’s up? (元気?)
→ かなりカジュアル、親しい間柄で使います。改まった場面では絶対NG
※答え方はWhat’s up?と聞き返す人が多いです。質問に質問で返すという変な感じですが、これでOK!
5: Long time no see! (久しぶり!)
→ 久しぶりに会う人に対して使える表現です。

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 相手に尋ねるフレーズ

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相手に質問することは、会話を続けるうえでとても大切です。ぜひあいさつの後は、以下のフレーズを使って相手のことを尋ねてみましょう!

6: What happened? (どうしたの/何があったの?)
→ 例えば「昨日眠れなかったんだ」と言われてた時にも使えます。相手の顔が腫れていた時なんかにも「どうしたの!?」と使える表現です。
7: What do you think? (どう思う?)
→ 相手の意見を聞くときには便利なフレーズです。
8: How about you? (あなたはどう?)
→ 相手の状況や意見を聞くときに使えます。例えば「How are you?」と聞かれて「I’m good, how about you?」のような感じです。友達同士の場合は「You?」だけでもOK!
9: How was it? (どうだった?)
→ 相手が「~に行ってきたんだ」「○○って映画見てきたよ」と言ってきたときなんかに使えます。

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聞き返すフレーズ

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会話の途中、相手の言っていることがわからないときありますよね?そんな時に使ってみてください!

10: What do you mean? (どういう意味?)
→ 相手の言っている意味がわからなかったときに使う万能フレーズです。
11: Sorry? (もう一度いいですか?)
→ 聞き取れなかったり、相手の言っていることがわからなかったときに使えます。
12: Are you serious? (本気/マジで?)
改まった場面や、目上の人には使わないようにしましょう。
13: Are you sure? (自信があるの/本当に?)
→ 確かなことか確認したいときに使います。

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気持ちを表すフレーズ

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相づちも大事なコミュニケーションの一つ!知っていればネイティブっぽさが出ますよ♪

14: No way! (イヤだ/無理!)
→ よく使われる表現で、強い否定になるので友達同士で使うようにしましょう。「嘘でしょ!?」「絶対無理!」「信じられない!」のような表現で使えます。
15: I don’t think so. (そうは思わないけど・・・)
→ 相手の意見に同意できない時などに使えます。
16: That’s crazy! (ヤバイ/おかしい/変だね!)
→ 例えば「今日会社までいつもの3倍時間がかかったよ」と言われた後のリアクションなんかにも使えます。フランクな言い方なので、目上の人にはNG
17: That’s not true. (それは違うよ)
→ 相手の言ったことに対して違うと反論したいときに使えます。目上の人に使うのは控えた方がいいでしょう。
18: I have no idea. (わかりません)
→ I don’t knowに近い意味合いですが、答えが曖昧な時や手掛かりとなる情報がない、見当がつかないときに使えます。
19: I’m kidding! (冗談だよ!)
→ 友達同士の会話ではOKですが、目上の人には使わないように
20: That sounds great! (いいね!)
→ 相手の言ってきたことに同意するときに使えます。例えば「あのレストランいかない?」なんて言われた時にも使える表現です。

いかがでしたか?
単語的にはどれも中学校で習ったものばかりですよね?
きっとみなさんの頭の中にすでに入っている単語も多いと思うので、難しく考える必要はありません!

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スラスラと出てくるようにする一番の近道は、「インプットとアウトプットを確実に行う」ことです。

しっかり上のフレーズを見た(インプット)後、書き出したり声に出してみたり(アウトプット)することで、英語がペラペラになる速度がグンとあがります

簡単なフレーズでも毎日英語に触れることが大事!
その第一歩、始めてみませんか

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